【語音聴力検査の結果と、最近の聞こえ(人工内耳手術から一年半)】
2010.06.11 Friday
09:06
09:06

先日、久々に人工内耳のマップ調整(6ヶ月ぶり?)と、
語音聴力検査の結果を聞きに行きました。
■子音 80%
■単音節 86%
■文章 100%
ということで、ダントツの成績ですよ

すごく嬉しくなりました。
難聴になるまで、
「聞こえる」って、空気を吸うように当たり前のことだと思っていたけれど、
すごいことなんですよね、ほんと。
複雑なことをやってるんですよね、カラダは。
日常生活では、聞こえて当たり前の人たちの中にいるので、
「聞こえてスゴイ!!」な〜んてほめられることがないのですが、
こうやって、先生たちにほめていただくと、手術してよかったなって思います。
単純なので、おだてられるとすぐ木に登ってしまうタイプということもありますが。
今、書いていて気がついたんですが、
人工内耳の聞き取りの向上って、
子供が言葉を覚えていく過程に似ていますよね。
初めて、子供が「ママ」とか「ブーブー」とか、
言葉らしきものを発すると、
親は、「え?うそ?もしかして喋った?」とびっくりして、
日記に書いたり、録音したり、「すごいね!」と褒めちぎったり、
思わず、パパにメールしたり…。
言葉を知らない子供が、話せるようになる。
人工内耳で、聞こえなかった音が聞こえるようになる。
脳が学習して、今までできなかったことが、できるようになる。
どちらも、周りの人がその凄さを一緒に喜んでくれることが大事だと思います。
ママがやっといえるようになった子供に、「バスガス爆発」と言え!
とは言わないように、
人工内耳装用者に対しても、ゆっくり「聞こえ」が増えていくのを待ってってくれる
環境は大事だなと思いました。
初めての音入れをしたときは、
歩く音や水の音が電子音でびっくりしたのですが、
徐々に自然に聞こえて、今では自然に会話ができるように。
ちょっとずつ、聞こえる音や言葉を増やしていきたいですね。
病院の先生方も、家族も、友達も、
はじめは「なにかしら音が聞こえればいいよ」という姿勢で、
「音」がきこえただけで泣いちゃうくらい一緒に喜んでくれて、
ちょっとずつ一緒に「きこえ」を取り戻してきて、
私の「成長」を共に歩んでくれた。
あらためて、今の環境に感謝しないとなって、
病院の帰り道、しんみりしてしまいました。
とはいえ、最近の私の聞こえ、凄いんです。
自分でも分かるくらいに。
字幕なしでめざましテレビが見れるようになったり、
(字幕つきのドラマなどで、台詞と字幕が違うことに気がつくことも。)
数人での会議や、ざわざわした環境での打ち合わせもできるようになりました。
もちろん、難聴ということを伝えてあるので、
難聴の私でも聞き取りやすい声の大きさや早さ、
また左側に来てくれる(私の人工内耳は左側)とか、
聞き返しても大丈夫な雰囲気とか、
いろいろと気配りしてもらってるおかげというのもあるのですが、
それでも、やっぱり、かなり聞こえてきた気がします。
ちなみに半年前の聞こえる音・聞こえない音はこんな感じ
あと、新曲でも、懐メロじゃないのに、ちゃんとメロディが聞き取れることがあるので、
たぶん、かなり良くなってるはず。
CMに流れてる曲とか鼻歌ふんふん♪してることも。
今だったら、のだめも前見たときよりも楽しめるかな?
人工内耳でのだめをみた
聞こえが悪くなっていく中で味わった孤独や苛立ち、絶望感とは
逆の感情を今、実感しています
。
マッピングもやったのでその話はここです。
マッピング(人工内耳手術から一年半)
こんな風に話してくれると助かる
人工内耳をつけて行った病院の感想
耳マークついてる病院に行ってきた
歌うように話す美声の人が苦手です。
難聴者が雪道で会話すると、こう聴こえる。
人工内耳から1年。実際に1年間で聞こえる音・聞こえない音はこんな感じ
難聴で友達は減っていくのか?
人工内耳装用から1年。語音聴力検査(聞きとり検査)しました
語音聴力検査の結果と、最近の聞こえ(人工内耳手術から一年半)
マッピング(人工内耳手術から一年半)
仕事中の電話
「聞こえる」って、空気を吸うように当たり前のことだと思っていたけれど、
すごいことなんですよね、ほんと。
複雑なことをやってるんですよね、カラダは。
日常生活では、聞こえて当たり前の人たちの中にいるので、
「聞こえてスゴイ!!」な〜んてほめられることがないのですが、
こうやって、先生たちにほめていただくと、手術してよかったなって思います。
単純なので、おだてられるとすぐ木に登ってしまうタイプということもありますが。
今、書いていて気がついたんですが、
人工内耳の聞き取りの向上って、
子供が言葉を覚えていく過程に似ていますよね。
初めて、子供が「ママ」とか「ブーブー」とか、
言葉らしきものを発すると、
親は、「え?うそ?もしかして喋った?」とびっくりして、
日記に書いたり、録音したり、「すごいね!」と褒めちぎったり、
思わず、パパにメールしたり…。
言葉を知らない子供が、話せるようになる。
人工内耳で、聞こえなかった音が聞こえるようになる。
脳が学習して、今までできなかったことが、できるようになる。
どちらも、周りの人がその凄さを一緒に喜んでくれることが大事だと思います。
ママがやっといえるようになった子供に、「バスガス爆発」と言え!
とは言わないように、
人工内耳装用者に対しても、ゆっくり「聞こえ」が増えていくのを待ってってくれる
環境は大事だなと思いました。
初めての音入れをしたときは、
歩く音や水の音が電子音でびっくりしたのですが、
徐々に自然に聞こえて、今では自然に会話ができるように。
ちょっとずつ、聞こえる音や言葉を増やしていきたいですね。
病院の先生方も、家族も、友達も、
はじめは「なにかしら音が聞こえればいいよ」という姿勢で、
「音」がきこえただけで泣いちゃうくらい一緒に喜んでくれて、
ちょっとずつ一緒に「きこえ」を取り戻してきて、
私の「成長」を共に歩んでくれた。
あらためて、今の環境に感謝しないとなって、
病院の帰り道、しんみりしてしまいました。
とはいえ、最近の私の聞こえ、凄いんです。
自分でも分かるくらいに。
字幕なしでめざましテレビが見れるようになったり、
(字幕つきのドラマなどで、台詞と字幕が違うことに気がつくことも。)
数人での会議や、ざわざわした環境での打ち合わせもできるようになりました。
もちろん、難聴ということを伝えてあるので、
難聴の私でも聞き取りやすい声の大きさや早さ、
また左側に来てくれる(私の人工内耳は左側)とか、
聞き返しても大丈夫な雰囲気とか、
いろいろと気配りしてもらってるおかげというのもあるのですが、
それでも、やっぱり、かなり聞こえてきた気がします。

あと、新曲でも、懐メロじゃないのに、ちゃんとメロディが聞き取れることがあるので、
たぶん、かなり良くなってるはず。
CMに流れてる曲とか鼻歌ふんふん♪してることも。
今だったら、のだめも前見たときよりも楽しめるかな?

聞こえが悪くなっていく中で味わった孤独や苛立ち、絶望感とは
逆の感情を今、実感しています

マッピングもやったのでその話はここです。












