連日、民主党による仕分けのニュースが飛び込んできますが、
採算性のない事業について廃止・縮減の処置が取られています。


最先端技術科学、スポーツなどがやり玉に挙げられ、
ノーベル化学賞受賞者で、理化学研究所の野依良治さんが
「不用意に事業の廃止、凍結を主張するかたには将来、
 歴史という法廷に立つ覚悟ができているのか問いたい」と発言していたことが特に記憶に新しく、強く心に残っています。


採算性だけでは計り知れない、社会への貢献度、文化的価値、国益なども
考慮したうえで判断してほしいとこですが、財源を確保したいという事情もあるので
仕分けは難しい作業なのだな〜と、ニュースを眺めていたのですが、
看過できないニュースがあります。

行政刷新会議の事業仕分けで、
医療用漢方製剤の健康保険適用除外の提案



西洋医学に対して、漢方薬は治験ができないためその効果については疑わしく、
医療保険から除外するということですが、
これは、もっと大々的に取り上げれるべきだと思います。


科学やスポーツなどと比べて、
一生、病院や医者にかからない人は珍しく、
医療の改革やニュースにもっと敏感になるべき。
といっても、マスコミの取り扱いが小さいから気付かない人も多いのが
問題でもありますが。


漢方薬といえば、おだやかに効果が出るため、
西洋医学の薬では副作用が心配されるときに処方されることを、
ご存知の方もいらっしゃるでしょう。

たとえば、
丸花粉症の時の小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
丸風邪の引き始めは葛根湯(かっこんとう)
丸インフルエンザに麻黄湯(まおうとう)
が有名な漢方薬です。


私自身も、妊娠中のつわりがきついとき、
吐き気止めの漢方薬を出してもらい助かりました。


これがもし自費扱いになるとしたら…。
金銭的負担で服用をあきらめてしまう人もいるかもしれません。


そもそもこの事業仕分けの目的は、なんだったのでしょうか?
医療難民を出してまで達成すべきことなんでしょうか?


この仕分け自体がパフォーマンス要素が強く批判をあびていますが、
日本のために行っていると信じています。


だから、健康を害して困っている人に、さらに鞭打つような行為はやめてほしいです。
漢方薬は複数疾患に悩んでいる高齢者に良いことや、
生活習慣病に効果があるといった報告もあります。


ぜひ、常識的、かつ良心的な判断をお願いしたいところです。


漢方薬大手ツムラも
「明らかにマニフェストと違う方針であり、漢方医学を知らない人だけの議論で、
保険適用外の話が進められるはずがない」
とコメントしてます。

事業仕分けで保険外にされそうな漢方について署名運動をしているサイト
http://www.shomei.tv/project-1354.html

私も署名してきました。
この声が、民意が、民主党に届くといいなと願っています。
でないと、「友愛」ってなに?と疑問を抱いてしまいそうです。


この活動は現在 http://kampo.umin.jp/ で以下の団体が行ってます。

  社団法人日本東洋医学会 会長   寺澤捷年
  日本臨床漢方医会    理事長  石川友章
  NPO健康医療開発機構   理事長  武藤徹一郎
  医療志民の会      事務局長 木戸寛孝


病院医療全般に関する話病院
  矢印漢方薬が事業仕分けで保険適用外に
  矢印経済格差が医療格差を生むのか?


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